風のタウマゼイン
今月のガイア
株式会社ほり川 代表取締役 堀川元基さん
一般電気工事(店舗·住宅) 陸前高田「認定特定非営利活動法人 桜ライン311」正会員
幅広い世代がイキイキと働ける場所を提供し、
昔からの日本の技術を次の世代へ繋ぎ
新たな Made in Japan を世界へ発信する。
日本再生プロデューサー
何が彼を駆り立てるのか?
塾の卒業生として運営サポーターで関わった講座4回目(Episode4)の懇親会。
半年間、6回に渡る講座も後半に差し掛かり大きな山場の一つとなるEpisode4。東京校第2期メンバーである彼らもまたその変容ぶりが懇親会での熱い会話から感じ取れた。解放感に溢れた彼らが醸し出す雰囲気はEpisode3の時とは明らかに違っていた。
モトさんこと堀川元基さんがその日登場したのは、メインの講義が終了しその後の懇親会も終盤に差し掛かった時だった。
その日の変容を更に深めるストーリーを持って彼はやってきた。
名古屋からいつも日帰りで参加されているモトさん。
開口一番「5分でもこのみんなの空気に触れたかった。」元々誠実さを絵に描いたようなモトさんからのこの言葉は、奇をてらったものではなく本心からのものだと誰もがわかっている。
だから皆、話は続く。
朝、東京へ向かう前に自らが社長を務める会社に立ち寄ったモトさん。
その日そこにいるはずのない女性社員が休日出勤していた。
その日は息子さんの運動会の日であることをモトさんは知っていた。
聞けば担当する現場で大きなトラブルが発生したとのこと。
「ぼくが現場に行っておさめるから、あなたは息子さんの運動会に行きなさい。」
そして、急遽現場に向かいトラブルを治めて7時間遅れで塾に駆け付けてくれたのであった。
塾恒例、懇親会での1分スピーチでこの事を淡々と語るモトさんの言葉からは、一切の奢りや自慢めいたものが一切感じられない。
ただただ自分の心の赴くままに行動しているのだということが伝わってくる。
そんなモトさんが、仲間でいてくれるだけで誇らしく、ありがたく、そして温かな気持ちになれる。
そのモトさんが、塾ファーストステージのフィナーレを飾るEpisode6を欠席すると連絡が入った。
ガイア塾をこよなく愛すモトさんのこの決断の陰にあるのは?
今度は、そこにどんなストーリーがあったのだろう?
そんな彼を讃えご紹介できることに、誇りと喜びを感じています。